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ハルツゲドリ

[2024.02.18]

 今月もやって参りました~院長の折り紙コーナーーっ!!

何やら、ハルマゲドン?的なタイトル、、、(でもないか)


折紙ネタとしてはバレバレですが、ちょうどこの季節~

今月は春告鳥でございます。

梅も咲き始めますと、「梅に鶯」なんですね日本は。


ここで出てきますのが、鶯色問題。

 

ウグイスボールはさておき、ウグイス豆、餡、餅となってくると

何色?って聞かれたら、そらもう薄い黄緑色で綺麗よね~ ってなってしまいますよねぇ

気持ちも上がるイメージが先行する色が、鶯色

で、折り紙もこうなります。

いよっ

さすがの院長の折り込みっ!

ですが、パッと見、恐竜?との声もあったので

見せ方に気を付けて、、、

 

こんな感じです。

サイズ展開もぬかりなく、、、小さくなればなるほど難易度高し汗

 

ここからが本題、ウグイスと鶯色についてです。

薄い黄緑色で綺麗≠ウグイスの色 なことは皆様ご存じと思います。

でもウグイス色って聞いたら春っぽいし、ウキウキする色?黄緑じゃないの、、それでいいやん

といきたいところですが答えはと言いますと

メジロは黄緑色(みんなのウグイス色)で、ウグイスは茶色(光の角度で緑を帯びる光沢)。。。

いつから、どこでどうひっくり返ったのか、

ネットをみてると大量の情報が。。汗
(読みだすと、、あらやだ奥様、もうこんな時間状態に)


かなり端折ってサマリーしますと。

かれこれ人間とウグイスやメジロとの歴史は長いようで

・うぐいす色と言う表現は江戸時代に定着し、当時は鶯ペット飼育ブームがあったとか
(そのため昔はメジロと鶯を間違えることはなかったそうです)

・18世紀江戸の奢侈禁止令の結果、派手な色は消え、地味な灰色茶色を若い女性が身につけた、鶯茶色という表現もあった様子

・着物の色に限らず食品:うぐいす餅に関しては(豊臣秀吉が名づけ親だそうです)、戦前までは黄な粉をかぶった薄茶色であったよう

・その後、時は流れ戦後になり、欧米化/近代化が進み。鳥のうぐいすに馴染みが減ると同時に、菓子職人たちの創造性に委ねられ緑色が加えられ鮮やかさを増していき、鳥のウグイス色を離れ、色彩が独り歩きをし綺麗な黄緑色に寄って行ったたのではないか

とのことでした(うまくまとめられずすいません)


ちなみに余談ですが
・花札2月の梅に鶯に書かれている鳥は、目が赤く描かれ、別段鶯を指しているというわけではなく(カササギとの意見もあるそう)デフォルメされた鳥(象がしばしば水色で描かれる範疇)としてとらえるのが良いとのことでした。

・ウグイスは非常に警戒心が強く、虫などを食べるため茂みに潜みほとんど姿を見ることはできないそうです。
一方でメジロは、人目を気にせず木にとまり花の蜜や木の実を食べるオープンな気質で双方正反対なんだそうです。

蘊蓄まみれの今回のブログ
読み疲れされたかもしれません汗
いつぞやに知識として役立つ日がくることを祈っております。

 

あ、小細工(笑)

眼をつけて、、

あ、これあかんやん

そうそうmmこうすればね こちらはメジロになりますね。

これで、うぐいす完成ですね

メジロとウグイス^_^ご対面です

皆様、寒暖差まだまだございます、お体御自愛ください~

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