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オシッコのお悩み
(回数が多い、漏れてしまう)

~尿の話なんて恥ずかしい、、
年齢のせいだろう、と諦めないでください~

 「オシッコがおかしい、、、」すぐに尿に行きたくなる、尿が漏れてしまう、尿の勢いが弱いなど、男女問わずお歳と共に増えてくる悩みと思われます。こういったオシッコのトラブルは、暗い気持ちになったり、外出がおっくうになったり、好きだった旅行に行けなくなったり、睡眠不足になったりなど、生活の質を低下させることに繋がります。

 当院では、悩みが少しでも楽になるよう、全力でお手伝いいたします。生活習慣の見直しやお薬の処方など状況に応じて、解決策をご提案いたします。

 トラブルの原因

加齢、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)、泌尿器疾患(前立腺肥大症、過活動膀胱など下部尿路機能障害)、過度の飲水などが挙げられます。最近では、生活習慣病が排尿障害に大きく影響を与えているとも言われております。当院では、泌尿器疾患への内服加療に加え、生活習慣病が併存する場合は加療を行います。

 従来は排尿障害という言葉が用いられておりましたが、最近では尿を出すトラブル(排尿障害)と尿をためるトラブル(蓄尿障害)を総称し、下部尿路機能障害と呼び以下のようなものがあります。

頻尿・夜間頻尿(頻回に尿意がある)

1日の排尿回数が8回以上のもの、就寝中の頻尿が2回以上のもの(夜間頻尿)をさします。

※正常な排尿量は個人差がありますが、1回排尿量は200-400ml程度で、1日の排尿量は1200-1500ml程度が標準的な量になります。当院でご用意させて頂く「排尿日誌」で、ご自身の排尿状況を知ることが出来ます。

尿意切迫感(急な抑えられない尿意)

急に起こる、抑えられないような強い尿意で、我慢することが困難なもの(予測できない)

少量のオシッコしか出ないのに尿がしたくなる症状です。

 尿失禁(尿漏れ)

健康成人女性の4人に1人、40~59歳の女性では約半数の人が尿漏れ(尿失禁)に悩んでいます。また60歳以上の高齢男性の10%の人が同様に悩んでいます。

【尿失禁はなぜ起こるのか?】

女性:尿道、膀胱などの臓器を支えている骨盤底筋という筋肉が、妊娠、出産、肥満、加齢手術(子宮摘出術など)によって弾力性を失いゆるむために尿が漏れやすくなります。また男性の場合は前立腺肥大症などの下部尿路閉塞の原因になる疾患があると尿意を感じたらトイレに行くまでに我慢できずに漏れてしまいます。男女を問わず脳、脊椎疾患や手術を受けると神経因性膀胱という膀胱がうまく機能せず尿が漏れやすくなります。尿失禁には症状によりいろいろな種類があります。

  1. 腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)
     くしゃみや咳、重いものを持ち上げたり、力んだときに尿がもれる
  2. 切迫性尿失禁(せっぱくせいにょうしっきん)
     急に我慢できない強い尿意を感じて、トイレに間に合わずもれてしまう
  3. 溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)
     膀胱の中に尿がたまっているのに排尿できず、ちょろちょろとあふれるようにもれる。
      ※膀胱内にたまった尿を放置すると腎臓の機能を悪くしてしまうので注意が必要です。
  4. 機能性尿失禁
     膀胱や尿道などの機能は正常であるが、身体機能障害や認知症でトイレに行けず漏れてしまう

 残尿感

オシッコの後に膀胱に尿が残る『残尿』のあるなしにかかわらず、残っているように感じる症状です。

 

※下部尿路症状を来す代表的な疾患に、前立腺肥大症過活動膀胱があります。

 

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