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前立腺肥大症

前立腺は男性のみに存在する下腹部にある臓器です。
膀胱の直ぐ下にあり尿道をとりまく形で存在します。
前立腺の役割は、分泌される前立腺液により精子に栄養を与え、精子の活動を盛んにします。
通常、前立腺はクルミ大位で20g程度の大きさですが、50歳を過ぎると肥大が始まります。
※70歳以上になると10人に7人以上の人の肥大がみられます。

 典型的な症状には、以下のものがあります。

  • 排尿しようとしても排尿までに時間がかかる
  • 尿の回数が多くなる
  • 尿線が細くなる
  • 残尿感が出る
  • 尿が全く出なくなる(尿閉という状態)になる   

 これらの症状は飲酒、便秘、ある種の薬(抗ヒスタミン薬、精神神経治療薬、抗不整脈薬、抗コリン薬、パーキンソン治療薬など)で悪化することも特徴の1つです。

 ※尿閉

膀胱の尿を排出できない状態。前立腺肥大症のある高齢男性に多くみられます。

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