過活動膀胱
過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気です。最近の調査で、とても多くの方がこの病気で悩んでいらっしゃることがわかりました。40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっていることが、最近の調査でわかりました。実際の患者さんの数は、800万人以上ということになります。この中で、切迫性尿失禁がある人は、約半分でした。
出典:本間之夫ほか:日本排尿機能学会誌:14:266-277, 2003
下記のような症状が特徴的です。
- 急に尿意をもよおし、漏れそうで我慢できない(尿意切迫感)
- トイレが近い(頻尿)、夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
- 急に尿をしたくなり、トイレまで我慢できずに漏れる(切迫性尿失禁(尿漏れ))
内服薬により症状の改善が見込めますので、お気軽にご相談ください。