訪問診療
在宅医療(訪問診療)のご案内:吉田医院 2022年4月版
- 在宅医療とは
在宅医療とは、病気や障害で定期的に通院が困難な患者様に対し、医師がご自宅や施設を訪問し行う医療です。「往診」と「訪問診療」を組み合わせて患者様の療養をサポートします。
「往診」が突発的な病状悪化などの際に患者様やご家族様の求めに応じ医師が自宅や施設を訪問し診療を行うのに対し、「訪問診療」は定期的な通院が困難な患者様に対し継続的かつ計画的に医師が訪問して診療を行います、かかりつけ医として普段から定期的に診療をさせて頂くことで、いつもの様子や変化の兆候を把握できるため、急な病状変化の時も、患者様やご家族様の希望に沿った対応が出来るというメリットがあります。
- 訪問診療について
状態により月1-2回、平日9:00-17:00の間に訪問致します。
- 検査について
ご自宅、施設では、必要に応じ血液検査、超音波検査を受けることが可能です。
心電図やレントゲンに関しては、吉田医院に来院頂き検査を受けて頂く事が可能です。
- 在宅で可能な処置について
◎胃瘻、経鼻経管栄養 ◎中心静脈栄養法 ◎在宅自己注射
◎在宅酸素療法 ◎膀胱留置カテーテル、腎瘻カテーテル、膀胱瘻カテーテル
◎褥瘡管理 など
- 薬について
薬は院外処方になります。ご家族様が直接薬局に処方箋を持参してお薬を受け取って頂くか、薬局から宅配してもらうことも可能です(宅配の場合は別途費用が発生致します)。
- 地域連携に関して
ご自宅でより良い療養生活を送るためには、多くの方の支援が必要です。ケアマネージャー、看護師、介護士、診療所、病院などと連携を図り、患者様が最適な医療を受け、安心して過ごして頂けるよう努めます。
- 診療費用に関して
医療費および居宅療養管理指導費の自己負担額のお支払いに関しては、月単位のご請求となります(毎月15日前後に前月分をご連絡させて頂きます)。
~費用の目安~
お住まいやお身体の状態、また施設入所の方に関しては同日に訪問診療を提供させて頂く患者様の数、自己負担割合により費用が異なります。処置や検査、往診を行った場合は別途費用が掛かることがあります。
ご自宅の場合:1か月にかかる費用は約5,500-6,500円です(1割負担の場合) 保険負担割合により金額が変わります。
また採血や超音波検査等を行った場合、別途金額が掛かります。
在宅酸素療法、在宅中心静脈栄養管理、経鼻経管胃瘻栄養注入を行っている場合は負担額に変更があります。
【戸建て住宅にお住まいの方】
保険 |
項目 |
回数 |
負担割合 |
自己負担額 |
医療保険 |
在宅患者訪問診療料 |
2回 |
1割 |
1,776円 |
在宅時医学総合管理料 |
1回 |
1割 |
3,700円 |
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合計 |
5,476円 |
・在宅酸素、在宅中心静脈栄養、在宅自己注射管理料、採血/エコー等の検査料は別途係ります。
・院外処方となりますので、(通院と同様)薬剤費は別途必要になります。
・当院では診療のための交通費は頂戴しておりません。
【在宅時医学総合管理料/施設入居時等医学総合管理料に関して】 1点=10円
項目 |
摘要 |
費用 |
在宅時医学総合管理料 |
※該当患者様 単一建物1人 |
4,900点 |
※以外患者様 単一建物1人 |
3,930点 |
|
施設入居時等医学総合管理料 |
※該当患者様 1人 |
3,300点 |
※該当患者様2人以上/10人以上 |
2,700点/2,400点 |
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※非該当患者様 1人 |
2,600点 |
|
※非該当患者2人以上/10人以上 |
1,400点/1,000点 |
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在宅患者訪問診療料(訪問毎) |
同一建物以外 |
888点 |
同一建物 |
213点 |
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包括的支援加算(月1回) |
※2 |
150点 |
検査・処置・点滴・注射等施行時 |
保険点数での請求 |
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処方薬剤料 |
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薬局でのお支払い |
※末期悪性腫瘍、スモン、難病の患者様に対する医療等に関する法律に規定する指定難病、後天性免疫不全症候群、脊髄損傷、真皮を超える褥瘡、気管切開、気管カニューレの使用、ドレーンチューブ・留置カテーテルの使用、人工肛門・人工膀胱の設置、在宅自己腹膜灌流・在宅血液透析・在宅酸素療法・在宅中心静脈栄養法・在宅成分栄養経管栄養法・在宅自己導尿・在宅人工呼吸などを行っている状態の患者様 ※2要介護2以上/障害支援区分2以上、日常生活自立度ランクⅡb以上、週1回以上の訪問看護、喀痰吸引/経管栄養/注射、等